[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。
――ハテナキヤミニ
サスヒカリ――
「俺様のものだ」
その言葉は、しっくりと耳になじんだ。
赤子だったころに言ったときよりも、しっくりとなじんだ響き。
俺の予想に反して、マグルの中で育ったにもかかわらず光の道をまっすぐに歩む子供。
直視できないほどの輝きに、湧き上がるのは羨望と殺意と、恋慕。
「俺様が殺す…」
なんと甘美な響きだろう…。
俺は、その瞬間を舌なめずりをして考える。
お前を闇に引きずり落とす、その瞬間を。
血と闇に穢れても、お前はきっと美しいだろう。
「この傷は俺様がつけた」
そう、死の呪文の印。
ハリー・ポッターの額の稲妻傷。
「俺様のものだ」
進む先に見つけたもの。
……必ず手に入れる。
果て無き闇に差す光――。
![]()
![]()
わーい、第二弾です!
かきじゅんにわがままいいまっくてますよー。
06.6.9