『ばか』



 「ハニーは俺のこと、好きか?」
 デイビットは真剣な顔で、セバスチャンに詰め寄った。
 いい天気の昼下がり。
 今晩の夕食の打ち合わせ中である。
 「バカなことを…」
 セバスチャンは、バインダーをバタンと閉じた。
 「バカって…」
 瞬間、スカーフをつかまれて、口をふさがれた。
 「言わなくても、それぐらい通じているだろう」
 不敵に笑ったセバスチャンに、デイビットはハニーかなわない。と白旗を振った。
 
 END

  


あとがき
 wed拍手だった。
 不敵に笑ったセバスチャンにはかないませんねー
06.9.18 かきじゅん