アルルのアルバイト奮闘記 接客編


『カレーハウス はにコネ一番屋』
そのお店はカレーの種類も多く、早くておいしいと評判の店であった。
はにコネ一番屋で働く新人アルバイトことアルル・ナジャは、つい先日まで食べる側であったが、今は提供する側となって忙しく立ち働いていた。
「ハンバークカレーです。お待たせいたしました」
テーブルにそっとカレーを置き、ニッコリと笑う。
その笑顔で、客はノックダウンである。
「ご注文は以上でよかったですか?」
そして、覗き込まれるように見つめられて、ドキマギする。
「あっ、はい!」
「ごゆっくりどうぞ」
やさしく声をかけられた瞬間には、
「ありがとうございます!!」
と、しゃちほこばって答える始末だ。



最近、やたら客が増えたのはアルルの笑顔効果だと従業員一同は知っていた。



「キィィィ!!」

そして、その光景を見たマスクド店長が奇声を発している事も…。



「アルバイトって、楽しいね」
天真爛漫にそう言うアルルに、ルル―は、
「あんたはいいわね、お気楽で」
と、小さく溜息をついた。

END

 


拍手小説でした。
2008年2月14日?に入れ替えいたしました。
すっかり再アップするの忘れてました。やけに長い年月かかってるな・・・。

2008.6.22 小説ページに再見